MRI検査室への磁性体の侵入を防ぎ、患者の安全や機器を守るフェロガードシステムを扱っています。当社ではX線関連以外にも、検査を支える製品を提供しています。

ゲートの手前で磁性体を検出

MRI用磁性体検出器フェロガード <イギリス Metrasens社製>

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フェロガードシステム「アシュア」は、MRI検査室入口両脇にゲート状に設置します。高感度「フラックスゲートセンサ」が移動する磁性体に強く反応し、ゲートの最大3m手前から磁性体を検出し警告します。空港の金属探知機の様に、ゲート状のセンサの間を人間が通過した際に磁性体を検出する従来方式では、急いで通過すると、たとえ検出しても磁性体が検査室内に侵入してしまう危険があります。しかし、フェロガードシステムはゲートの手前で検出できるので、無用な事故を未然に防ぐことが可能です。

背景

MRI装置は強力な磁気を使用しており、検査室内に磁性体を持ち込こむと吸着事故や飛翔事故によるケガや装置の損壊などにつながります。これを回避するため周辺機器の非磁性体化、入室前の患者への聞き取り、目視による安全確認、磁性体検出器や金属探知機の導入などがなされていますが、事故が皆無になったわけではありません。緊急検査で本人への聞き取りができなかったり、介添者や清掃員が不慣れで確認が不十分な場合に事故が発生しています。

ビジュアル早期警告システム

image MRI室ドア手前最大3mから検出を始め、緑・黄・赤の3色の上部表示灯が点灯して知らせます。

視覚的に警告を発するので、誤動作等による警報音疲れがありません。
万一、赤ライトの点灯を見のがして入室しようとした場合、アラーム音による警報を発するので安心です。

独立ゲート式の「アシュア」

2本の検出器が独立しているので、ドアの両脇に設置する際、ドア幅に関係なく全てのドアタイプに設置が可能で、外開きのドアにも対応します。また、動いている磁性体だけを検出するので、周囲の構造物に使用された磁性体などには反応しません。
(完全パッシブ型)

  • 取付例1

  • 取付例2

  • 外開きドア例

高感度「フラックスゲートセンサ」採用

imageフラックスゲートセンサを10000としたときの相対感度

MR(異方性磁性抵抗)センサやホールセンサと比較して、非常に高い磁性体感度を有しています。
十分に大きな感度範囲があり、危機回避のための時間的余裕の確保が可能になります。


センサ相対感度/1Hz比較

フラックスゲート:10,000
AMRセンサ:550
ホールセンサ:0.95

拡張機能

1本検出器式の「スクリーナ」を前室に増設することで、より確実な磁性体検出が可能になります。 「スクリーナ」は設置の自由度が高いので、壁面固定の他、自立スタンドを使用し状況に応じた設置が可能です。前面で被験者が1回転することで磁性体の有無を検査することができます。

  • スクリーナ使用例(患者検査)

  • スクリーナ使用例(術者検査)

【アシュア(ゲート型) 構成、重量、寸法および電気仕様】

構成品名称
重量 高さ 奥行
センサ-・ユニット
(1個あたり)
4.5kg 137cm 8cm 9cm
ハブ・ユニット 5.9kg 33cm 38cm 7.6cm
ドア・センサ 225g 7.6-28cm 18cm 4.5cm
ドア・ベーン 122g 15cm 20cm 9cm
反射板 10g 3.8cm 5cm 0.7cm
入力電圧 90-260 VAC、50-60 Hz
消費電力 28W(最大)
消費電流 0.233A @ 120 VAC、0.120A @ 230 VAC

【スクリーナ(1本式) 構成、重量、寸法および電気仕様】

構成品名称 重量 高さ(長さ) 奥行
センサユニット 5.4kg 138cm 10cm 6cm
電源ユニット 0.2kg 10cm 3cm 4cm
壁掛けポスター 0.1kg 60cm 42cm
フロアマット 0.2kg 60cm 65cm
全体(梱包時) 10kg 149cm 20cm 14cm
準拠 CE、RoHS
電源 入力 AC100-240V 50-60Hz 最大0.25A
出力 DC13.2V 750mA