<日本消化管画像研究会(JSGI)開発>
透視/撮影診断装置の日常的な管理用ツール
透視/撮影診断装置の日常的な管理用ツール
日常精度管理ツール JSGIファントム
JSGIファントムは、X線撮影/透視装置の画質管理および評価を行なう際に、全国の診療放射線技師様が同じ土俵で評価できることを目的に「ものさし」として開発された管理ツールです。コンパクトな手のひらサイズ(10cm×10cm×1cm厚)で、寝台に載せて透視/撮影するだけで簡単かつ正確に装置の管理が行えます。
JSGIファントムの目的
JSGIファントムの目的は大きく2つあります。
■X線撮影/透視装置の日常管理
日々の始業点検時に、安全の確保や装置の動作確認はもちろんのこと、一定の被写体を用いての撮影条件や画像評価を記録することで装置の状況を把握し、不
具合や劣化の早期発見が可能となります。
■装置評価の「ものさし」 (標準器)
JSGIファントムは、装置評価ツールとして全国共通の「ものさし」になり、X線装置画質管理の基準となっていくと考えられています。
■X線撮影/透視装置の日常管理
日々の始業点検時に、安全の確保や装置の動作確認はもちろんのこと、一定の被写体を用いての撮影条件や画像評価を記録することで装置の状況を把握し、不
具合や劣化の早期発見が可能となります。
■装置評価の「ものさし」 (標準器)
JSGIファントムは、装置評価ツールとして全国共通の「ものさし」になり、X線装置画質管理の基準となっていくと考えられています。
透視像
JSGI外観
1コントラスト分解能評価(a参照)
直径5mmφおよび3mmφの円柱凹型と凸型の4種類の5段階としています。深さ厚さの5段階のレンジは0.25mm、0.5mm、1mm、2mm、3mmです。
2鮮鋭度評価(b参照)
銅板0.1mm厚の矩形波のマイクロチャートを使用します。スリット4本の間隔は1.5mm、2mm、3mm、4mm、5mmの5段階となっています。
直径5mmφおよび3mmφの円柱凹型と凸型の4種類の5段階としています。深さ厚さの5段階のレンジは0.25mm、0.5mm、1mm、2mm、3mmです。
2鮮鋭度評価(b参照)
銅板0.1mm厚の矩形波のマイクロチャートを使用します。スリット4本の間隔は1.5mm、2mm、3mm、4mm、5mmの5段階となっています。
形状および素材
大きさ:縦 10cm×横 10cm×1cm 厚
素材:アクリル(コントラスト分解能評価)
銅板 0.1mm 厚(鮮鋭度評価)
被写体ファントム:銅板 11.5cm×11.5cm×2mm 厚
大きさ:縦 10cm×横 10cm×1cm 厚
素材:アクリル(コントラスト分解能評価)
銅板 0.1mm 厚(鮮鋭度評価)
被写体ファントム:銅板 11.5cm×11.5cm×2mm 厚
鮮鋭度の評価目安
コントラスト分解能の評価目安
■評価内容
毎日の点検作業を継続していくことで故障の早期発見、被ばく線量の軽減、事故防止につながります。
■装置の精度管理を容易に実現
線量計を併用することで、線量測定管理も同時に行えます。
■線量測定管理も可能
CR/DR/FPDなどのデジタルX線装置をはじめ、様々なモダリティに対応します。
毎日の点検作業を継続していくことで故障の早期発見、被ばく線量の軽減、事故防止につながります。
■装置の精度管理を容易に実現
線量計を併用することで、線量測定管理も同時に行えます。
■線量測定管理も可能
CR/DR/FPDなどのデジタルX線装置をはじめ、様々なモダリティに対応します。