磁性体検出器フェロガード・アシュア 2本型タイプ <イギリス Metrasens社製>

      MRI装置には強力な磁石が使われています。MRI施設では、磁性体飛翔(吸着)事故を防ぐために、各々安全確認をされています。
      しかしながらインシデントは起きており、確実に磁性体を持ち込まないことが求められています。
       フェロガード・アシュアはMRI検査室入口両脇に設置し、磁性体が検査室内に入らないよう、入室前に警告します。
デモをご希望の方はこちらからご相談ください。

ビジュアル早期警告システム

image
  高感度「フラックスゲートセンサ」が移動する磁性体に強く反応し、
  ゲートの最大3m手前から磁性体を検出し、警告します。

  上部表示灯がわかりやすく、緑(OK)・黄(疑わしい)・赤(検出)3色の
  いずれかを点灯して知らせます。

  万一、赤色ライトの点灯を見逃して入室しようとした場合、
  アラーム音による警報を発します。

  MRI室ドア開閉の動きやMRI室内から外への磁性体の動きについて
  フェロガード・アシュア独自の"Smart Alarm®"技術を用いており、
  不要な警報音を発しないので、警報音疲れがありません。
MRIでの飛翔(吸着)事故防止のための磁性体検出システム(FMDS)について、以下の団体がFMDSの使用を推奨、または要求しています。
  *American College of Radiology(米国放射線学会)
  *Medicines & Healthcare Products Regulatory Agency(英国医薬品・医療製品規制庁)
  *Ministry of Health, Republic of Italy(イタリア保健省)
  *Veterans Health Administration(米国退役軍人援護局)
  *American Society for Healthcare Engineering(米国医療エンジニアリング学会&設備ガイドライン協会)
  *The Joint Comission(米国医療施設認定合同機構)

高感度「フラックスゲートセンサ」

imageフラックスゲートセンサを10000としたときの相対感度

  MR(異方性磁性抵抗)センサやホールセンサと比較して、非常に高い磁性体感度を
  有しています。十分に大きな感度範囲があり、危機回避のための時間的余裕の確保が
  可能になります。


  センサ相対感度/1Hz比較

  フラックスゲート:10,000
  AMRセンサ:550
  ホールセンサ:0.95

特徴と仕様

アシュア・システム設置例

image

image

※車椅子はZero-Magnetic(非磁性)のものです

特徴


◆完全な受動式(パッシブ型)の検出
  
磁場の変化を検知します。自ら磁場を発生するものではありません。
  インプラント保有者や妊婦など、あらゆる患者・スタッフに安心して使っていただけます。

◆24時間常に稼働
  
常時オンにしておくことで、常にインシデント発生を防ぐための反応行動を
  起こす時間を確保できます。

◆シンプルでわかり易く、負荷が少ない
  
目視と最終警報音で、MRI室へ向かう動きの中でリスクアイテムに素早く反応して警告します。

製品仕様 アシュア・システム
入力電圧:100-240VAC, 47-63Hz
消費電力:28W(最大)

センサーユニット(1本あたり)
外形寸法:高さ137×幅8×奥行9(cm)
重量:4.5Kg
オプション
Watchman-HD CCTV
noimageMRI室入室前(Zone 3)に設置し、フェロガード・アシュアとともに24時間作動します。
記録モードは3種類あり、必要なときだけ録画。
さらにオプションで録音機能も付けられます。