磁性体検出器メトラセンス・ウルトラ 1本型プレミアム <イギリス Metrasens社製>

        MRI装置には強力な磁石が使われています。MRI施設では、磁性体飛翔(吸着)事故を防ぐために、各々安全確認をされています。
        しかしながらインシデントは起きており、確実に磁性体を持ち込まないことが求められています。
       メトラセンス・ウルトラは更衣室やMRI室入室前のスペースに設置して、磁性体が身についていないか確認します。
デモ機貸出、デモをご希望の方はこちらからご相談ください。

特徴

image◆均一な検出
 頭からつま先まで均一に検出でき、従来の製品より70%も検知力が向上

◆環境ノイズ除去
 独自のプログラムにより背景にある環境ノイズを効果的に軽減し、誤認警報を減らします

◆シンプルで強固なインターフェース
 サウンド、明るさ、ユーザー設定がシンプルで使い易いタッチパネルで行います

◆長いバッテリー寿命
 早い充電と自動節電を含め、長いバッテリー寿命を得られます

◆5ゾーンの検知
 検知位置を示す5つの区分ゾーンとセンサー感度の向上により、検知感度を高めました

◆データアクセス
 設定を含め、検出器に加えた動作や検知結果のデータにアクセスでき、分析して活用することができます

                          ◆確実な接続
                           イーサネット接続で遠隔管理でき、他のデータ管理システムに統合することもできます

                          ◆電源選択
                           24V充電電池、ACアダプタ、またはPoE

                          ◆足元まで検出強化
                           足元の磁性体検知力が極めて高くなりました

MRIでの飛翔(吸着)事故防止のための磁性体検出システム(FMDS)について、以下の団体がFMDSの使用を推奨、または要求しています。

  *American College of Radiology(米国放射線学会)
  *Medicines & Healthcare Products Regulatory Agency(英国医薬品・医療製品規制庁)
  *Ministry of Health, Republic of Italy(イタリア保健省)
  *Veterans Health Administration(米国退役軍人援護局)
  *American Society for Healthcare Engineering(米国医療エンジニアリング学会&設備ガイドライン協会)
  *The Joint Comission(米国医療施設認定合同機構)

高感度「フラックスゲートセンサ」採用

imageフラックスゲートセンサを10000としたときの相対感度

MR(異方性磁性抵抗)センサやホールセンサと比較して、非常に高い磁性体感度を有しています。
十分に大きな感度範囲があり、危機回避のための時間的余裕の確保が可能になります。


   センサ相対感度/1Hz比較

   フラックスゲート:10,000
   AMRセンサ:550
   ホールセンサ:0.95

仕様

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製品仕様 メトラセンス・ウルトラ
サイズ: 9.4 x 183.5 x 10.6 cm
重量: センサーユニット 10kg、ベース 13kg
ユーザー・インターフェース: 10.92 cm カラータッチパネル
接続:イーサネット、 24V AC/40V DC
アラーム:音量とトーンの変更可
警告: 360°表示アラーム・インディケーター
    感度調整/5段階、ゾーン区分/5区分
電源: 内蔵電池(リチウムイオン電池)
    充電 24V DC
    稼働時間/16時間
    充電時間/3時間
IP保護等級: IP65