患者被ばく線量計の「透明電極」とはどのようなものですか?
透明アクリル板に透明導電膜による電極を形成したものです。透明導電膜は、液晶表示器に使用されるITO(インジウムースズー酸素)膜と同じものです。この膜はもともと酸化物であるため、空気中でも極めて安定しており長期間使用できますが、機械的強度が低いため取り扱いには注意が必要です。
X線装置の日常管理に一番簡単に使えるものはどれですか?
X線撮影装置の精度管理用測定器「マルチファンクションX線測定器 ThinXシリーズ」(unfors)がお勧めです。本器にX線を照射するだけで、線量、線量率、時間、管電圧、半価層が一度に測定され表示します。設定などの操作が一切無いので、日常の点検などに気軽にお使いいただけます。また、画像品質精度確認には、簡易型のJSGIファントム、高機能なPlimus Lなどがあります。
TLDシステムとはどのようなものですか?
ケイ酸マグネシウム等の結晶に放射線が当たると、その放射線のエネルギーが結晶の中に蓄えられます。これに熱を加えると蓄えられたエネルギーを光として放出する性質を有しており、この放出された光の量を測定することで放射線の量を知ることができます。この原理を利用した測定器を熱蛍光線量計(TLD)と呼びます。また、アニーリング(熱)処理をすることで繰り返し使うことができます。個人被ばく管理や環境測定、ファントムによる被ばく実験、さらには宇宙ステーションでの宇宙線測定などにも使われています。
乳房撮影精度管理に使う機器にはどのようなものがありますか。
乳房撮影精度管理マニュアルに沿った管理測定を行うには、数種類の測定器やツールが必要です。トーレックでは必要な機器をひとつのキットにまとめた製品を販売していますがすでにお手持ちの測定機器がある場合は必要な機器だけにカスタマイズすることもできますのでお問い合わせください。